悪魔と取引するのなら長いスプーンを使え。
コラージュされた意味深な文脈に隠されるメッセージはデザインと相まって、過去から続く見過ごしてはならない未来への危機感を伝える。
1984とはイギリスの作家ジョージオーウェルが1949年に刊行した近未来小説である。内容はWIKIPEDIA で調べてもらえば良いだろう。その近未来は80年代に現実となり再び多くの人達により警鐘を鳴らされ話題にもなった。そして現在、21世紀に時代が移り変っても変わらぬ危うさは存在し、新たな意味合いも込めて、1%13はここに警告する。テーマは管理社会、権威主義への脅威。ANTI SECT、CRUCIFIXも意識したこの1984は、よりハードコアにシリアス化したパンクの必要不可欠な要素が含まれている。
黒ボディにGREEN/RIMEのグラデーションは、映画REPOMANのオープニングタイトルのイメージでである。同時代性と、よりパンク的な視点を意識して選択された配色である。