DISCHARGE "Raw-Fi"
- CODE
- OPT-000035
- PRICE
- 5,040 YEN
- FORMAT
- T-Shirts
- MATERIAL
- Cotton
- COLOUR
- White on Pink to Rime
DISCHARGE "Raw-Fi"
ベースとなるデザインは、ご存知、UK/DKはCHAOS UKの "AAAARRRRRRGGGGHHHH!!!" の時に出てくるやつだ。本物はdischarge fun siteで確認できるが、その当時東ロンドンで "SCREW DRIVER" が運営するreal skin heads shop "LAST RESORT" でのライセンスオリジナルという事で販売されていた物だ(実際契約していたかは不明)首の部分に ”last resort” とプリントタグが印刷されていた。
1990年、DISORDERが初来日した時、新宿アンチノックでCROWとDISCHARGE話で盛り上がっていた。その時crowからapocalypse nowのTシャツとlast resortのシャツ(2種)がある事を聞かされたのだった。apocalypse nowは友人のナベちゃん経由で何とか手に入れる事はできたのだが、時代の狭間でデザイン価値が正当評価されなかったラストリゾート製のTシャツは、あまりに時間が経過し過ぎてしまい、極東のアジア日本では、到底見つかるような代物では無かった。
時を経て奇跡が起きた。1996年頃、ブンタが2度目の渡英帰国時に何とイギリスのマーケットで、このラストリゾート製のTシャツを見つけてきたのであった。ソデはカットされていたものの、やはり本物は違う!!半ば奪うように譲ってもらい、非常に気に入って使用していたのだが、解散時のどさくさで、この貴重なシャツも紛失。2度とこの世でお目にかかる事はできなくなってしまったTシャツだった。
更に時を経て2009年夏、美濃加茂で子供達と庭で水浴びをしていた時、一本の電話が入った。FUUDO BRAINのタケシがDISCHARGE来日にあたり直接交渉をしてくれ、夢にも思わないような状況でオフィシャル製作の許可をもらったのだ!!!!あまりに嬉しすぎて、オレはビニールプールで子供と一緒にのたうちまくり、その日の夕方から製作の準備に取りかかったのだ。そんな理由もあり、何としてでも現代に復活させ、更に原型をとどめながらコピーでは無い全く別の新しいデザインに仕上げるべく、AMEBIXのバロンが着ていたシャツを作った時と同様、ビデオとDVDが壊れるぐらい再生、巻き戻しを繰り返し、全体のアウトラインを作り上げていった。
使用した写真はオリジナルTに使用されていた写真とは別テイクの写真を膨大な関係資料から発掘、同じくロゴも良く似たデザインを発掘。劣化した資料をコラージュと手書きによる修正に次ぐ修正を重ね、確認作業のために拡大したボケボケのオリジナル画像にすりあわせながら緻密な作業を経て完成した作品だ。オリジナルTシャツの紛失と言う致命的な状況の中、確認の為に残っていた資料は、UK/DK、SDSのライブ映像、CFDLのタケシと撮った写真の3点だけだった。
出来上がった画像を今度は最もその当時のロンドンTに近いハイクオリティな現行素材を選びし出し、来日にあたり”現在”のバンドTシャツとして発表する経緯を踏んだ。1%13を知る物にはすでにご存知の話ではあるが、1%13の作品は名古屋のBLACK BOOTS/岩前が全面的に生産協力をしてくれており、彼の力で完璧な版のサイズに仕上げる事に成功し、着色に関してはセディショナリーズの発色を越えるべく、インクの調色と配色へのこだわりも発狂寸前にまで至った。出来た、刷ったは誰でも出来る。オレに与えられた環境を100%フル活用する為に、更にテスト刷りを何回も行い色調整を行い、着地したのが現在リリースされているラインナップである。他にも企画段階までで、リリースされていないカラーパターンや、テストプリントに至ったものも数種類あったのだが、1%13からの自信を持って提示する物は現在リリースされている色調だけである。
pink/rimeは、東京FUUDOBRAINのみの販売。その当時のオリジナルTには見られなかった配色で、写真を見てもらえば判るのだが、綿密なインクの調色により、劣化しても素晴らしいしい存在感の発色が確認される。
近代テクノロジーの中で再び反旗を掲げた姿勢を、HI FIに対するLO FIと捉え、失われていっている生々しい人間力をRAW FIに変化させたタイトルは21世紀に再びあらわれたDISCHARGEを物語っている。
DISCHARGE "Raw-Fi"
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この度は、お問い合わせ誠にありがとうございました。