一見なんの変哲も無いシャツに、良質な50年代と80年代そして日英米のエッセンスを詰め込み、モダンと無骨さが同居する、オリジナルシルエットを追求した、古くて新しい1%13オープンシャツ。莫大な量のレーヨン素材の中から厳選された素材は、軽くてさらっとした肌触りで今年の猛暑には大活躍してくれるであろう一品。トップボタンのクローズ時にはループタイ、細身や派手なネクタイがバッチリ合い、GREASERSから冠婚葬祭までイケてしまうネオスタンダード。素材をレーヨンにしたため”黒アロハ”としても活用できタイトでシャープなスタイルを得意とする。
コーディネイトとしてはブルーデニム、ブラックデニム(スリム to ワイド)はもちろん、革パンやジップパンツ、ボンデージパンツ、スラックス全般、ハーフパンツそして黒シャツに関しては、最も難易度の高いと思われるズタボロにも楽勝で合わせる事が可能(全てテスト済み)イタリアのハードコアパンクバンド "WRECHED" 的な雰囲気を出す事も可能である。理由としては計算されつくされたエリとボディシェイプに秘密が隠されている。オープンカラーシャツをベースにイタリアンカラーシャツのテイストをミックスし、50年代と80年代のフィルターのみを通過させた、現代の流行/観点を完全に無視して構成された完全なるオリジナルオープンカラーは、スタイル/年齢/性別はたまた国籍を選ばない。そして細すぎない絶妙なボディシェプはどのスタイルにもすっきりまとまり着用時のストレスも皆無である。またシンプルが故に各個人のキャラクターを十二分に引き出す事ができる訳なのである。
赤ステッチシャツは、ありそうで無かったディティールである。襟まわりのハンドステッチは定番として現在も存在しているのだが、2012年現在、フルステッチのオープンシャツを巷で見かける事は無い。別角度からのアプローチとして、"CLASH" のメンバーが着ていたイメージも表現できるよう設定し、また赤ステッチのコントラストにより同サイズの黒ステッチに比べ、よりタイトな視覚効果が得られ、スマートな表現が可能。パンカビリーウエアとしての威力を発揮できるデザインとなる。ボタンは2穴キャッツアイボタンを使用し、黒ステッチとの区別化を図った。国産ロックンロールウエアとの相性も非常に良く、パンク/ロンドンのエッセンスを付加するにはもってこいの逸品。今は無きケンジントンマーケットの吊るしコーナーにあってもおかしくない雰囲気のシャツなのである。ロカビリーからNEW WAVEまで完全にフォローし、時代、スタイルを縦横無尽に交差してゆく。そして何よりも着ている人のオリジナリティ/パーソナリティに強く共鳴してゆくのである。
スマートなルックスな為、チームウエアやカスタムのベースのシャツとしても使用ができ、オリジナルプリント、刺繍も可能。右脳の働きとアイデア、ひらめき、思いつき次第で更に未知への可能性も秘める。
リリースにあたり、ストリートレベルにこだわり、恐ろしくシンプルな着地点と多すぎる程のエッセンスを盛り込んで行く事に最大限のエネルギーを費やしてくれたFUUDO BRAINの タケシとヒロムに感謝と敬意を表する。