一見なんの変哲も無いシャツに、良質な50年代と80年代そして日英米のエッセンスを詰め込み、モダンと無骨さが同居する、オリジナルシルエットを追求した、古くて新しい1%13オープンシャツ。莫大な量のレーヨン素材の中から厳選された素材は、軽くてさらっとした肌触りで今年の猛暑には大活躍してくれるであろう一品。トップボタンのクローズ時にはループタイ、細身や派手なネクタイがバッチリ合い、GREASERSから冠婚葬祭までイケてしまうネオスタンダード。素材をレーヨンにしたため”黒アロハ”としても活用できタイトでシャープなスタイルを得意とする。
コーディネイトとしてはブルーデニム、ブラックデニム(スリム to ワイド)はもちろん、革パンやジップパンツ、ボンデージパンツ、スラックス全般、ハーフパンツそして黒シャツに関しては、最も難易度の高いと思われるズタボロにも楽勝で合わせる事が可能(全てテスト済み)イタリアのハードコアパンクバンド "WRECHED" 的な雰囲気を出す事も可能である。理由としては計算されつくされたエリとボディシェイプに秘密が隠されている。オープンカラーシャツをベースにイタリアンカラーシャツのテイストをミックスし、50年代と80年代のフィルターのみを通過させた、現代の流行/観点を完全に無視して構成された完全なるオリジナルオープンカラーは、スタイル/年齢/性別はたまた国籍を選ばない。そして細すぎない絶妙なボディシェプはどのスタイルにもすっきりまとまり着用時のストレスも皆無である。またシンプルが故に各個人のキャラクターを十二分に引き出す事ができる訳なのである。
黒ステッチシャツの特長は、やはり飽きのこない極めてベーシックな点であろう。湿度の高い暑い日本の夏では、パンクウエアは長年限られ続けてきた。Tシャツ、袖無しの革ジャン/Gジャン、アーミーシャツ、イケイケのメンズたちはアロハシャツ。もちろん初心貫徹、季節感を無視したR&R/PUNKスピリッツに今でも敬意の念を持つ。しかしこのシャツのリリースにより、新しいサウンドアプローチと共に、過ごしやすい涼しい夏を提供する事が可能になる。そのまま羽織っても良し、中にお気に入りのTシャツを着ても良し。オープンタイプの襟元の為、首周りにも可能性あり。シンプルが故にとにかく決まる。一見普通なオープンシャツなのだが、ボタンはクラシカルな黒地に白いラインがうっすら入る水牛調の4穴ボタンを採用。1%流の粋と涼を味わってもらいたい。
スマートなルックスな為、チームウエアやカスタムのベースのシャツとしても使用ができ、オリジナルプリント、刺繍も可能。右脳の働きとアイデア、ひらめき、思いつき次第で更に未知への可能性も秘める。
リリースにあたり、ストリートレベルにこだわり、恐ろしくシンプルな着地点と多すぎる程のエッセンスを盛り込んで行く事に最大限のエネルギーを費やしてくれたFUUDO BRAINの タケシとヒロムに感謝と敬意を表する。