安直な大量生産では無く、ひとつひとつがこだわり抜いた “ 職人の手作り “ による生産背景が基本となる1%13では、大量生産型の低価格帯作品はリリースしにくい事が弱点なのだが、今回、INTO THE ANOTHERでサウンドカルチャーの心臓部となる “ ライブハウス “ でのエキシビジョンを行うにあたって、来場者が気軽に手に取って1%13を見てもらえる作品展示を前提に、ロンドンのお土産品をイメージしながら、今回も超高濃度アイテムの開発に情熱を傾けた。これを手にするアンテナの高い異次元ロックンローラー達には、このリストバンドから更なる探求が楽しめるよう、多くのギミックを封じ込め、使う者により何にでも変化する近未来型スーベニア アイテムとして、ここに完成させる。極限にまで余計な物を削ぎ落とし、多様なコンテンツを投入する、1%13 スーベニアラインナップだ。
使用する革は、お土産屋のリストバンドには絶対使われない最高級皮革、イタリア産のブッテーロを使用。可能な限り厚手の革を選択した。また、誰も気に留める事の無いであろう “ ドットボタン & カシメ “ には、オリジナル金具を配備。モダンクラッシックなデザインと滑らかな仕様感、現代技術による強度をここに保証する。たかがお土産品でありながら、品質と質感をミニマルな次元で高める事が出来た作品とも言えるのだろう。
デザインとして、今回はシンプルかつ、手間のかかったオリジナルロゴと、お土産品ならではのチープなブラックジョークで揃えた。
まずは答え合わせからだ、、、、、
“ CUT HERE “ はただのブラックジョークの何物でもない。お土産品なんて、大体こんなもんである。しかし、名も無きロンドンのロッカーズの手首に入った、気の利いたいたずらは、遠く離れた日本でマジックリストに変わる。
使用してみるとまた違ったテーマを発信する、マルチデザインが随所に施された1%13 SOUVENIR WRIST BAND。アクセサリーとしても、スタイルに今までに無い表情をつける。
今後も後世に伝えるべきメッセージと、くだらないジョークを添えながら、スーベニアラインのデザイン製作に向かう事をここに誓う。